不思議なおじいさん

 

 

 

 

 

この町の銀行の前はいろいろなひとたちが通り過ぎるのです

 

真っ黒な鎧に身を包んだ戦士さんや、

不思議な雰囲気を漂わせながら馬を進める魔法使いさん

冒険者の方ばかりではないのです

屋台でいろいろ便利なものを売っている職人さんや

綺麗な女の人に軽く会釈をして隣に腰掛ける吟遊詩人のお兄さん

妖精さんだってこの町では普通に歩いています

 

今日も銀行前はいろいろな人でにぎわっているのです

 

今日もわかばがいつもどおり銀行前に行くと

広場でおじいさんが立っているのが見えたのです

なにやらちょっと困った顔しているのです

悩み事でもあるのでしょうか?

「おじいちゃんこんばんわです」

「おお、かわいらしいおじょうちゃんじゃな」

そんな事いわれると照れてしまうのです・・・

とりあえず、お馬さんのみゅうちゃんから下りてお話を聞いてみるのです

「ところで、おじょうちゃんは、これからどこか冒険へはいかんかな?」

冒険です?う〜ん おじいちゃんは冒険をしたいのでしょうか?

とりあえずいってみるのもよいかもなのです

「はいです、どちらかゆきたいところがあるのです?」

「おお! なんと言う運命的な出会いじゃ!」

で・・・出会いなのです!?

「どうじゃな、わしも連れて行ってもらえるならば

 お礼に厚い包容もしてあげるのじゃ」

なんか怖いです・・・しかもほうようって・・・

「うむ、字を間違えたわい・・・」

なんとなくBBおじいちゃんに似ているのです・・・

「ほ・・・抱擁は遠慮しますです・・・」

おじいちゃん、とってもショック受けているようですけど

ここで遠慮しておかないと後が怖いのです・・・

と・・・とりあえず冒険に行くことにするのです

でも2人ではやっぱ心細いですから

皆さんにも来てもらうのです

連絡を入れるとすぐにゲートからVPCの皆さんが続々と沸いてきたのです

さすがなのです

はやいです〜〜

楽しいことは見逃さないのです

・・・

「んで、どこに行くんだ?」

キースさんがきいています

実はわかばも決めていないのです

とりあえず冒険ということなのですが・・・

「おじいちゃんはどんなところがいいです?」

「わしは冒険できればよいぞい」

・・・こたえになってないきがするのです・・・

ええと、とりあえずヒスロスあたりに行けばよいでしょうか

1階から行けば迷宮探索みたいですし・・・

とりあえずゲートを出すのです

「ばす〜べす〜ぼぁ〜」

ぶっぶ〜〜

あぅ・・・

「ばす〜べす〜ぼぁ〜」

ぶっぶ〜〜

「ばす〜べす〜ぼぁ〜」

ぶっぶ〜〜

ううう・・・TT

「ルーン貸してくれたらゲート出してあげるよ」

チュンさんが言ってくれるのです でもでも・・・

「みなさんにはおどろいてもらいたいですから、ないしょなのです」

・・・チュンさん顔が引きつっているです、汗かいてるですよ?

「さすがは全滅教の女神・・・」

だれです?そんなひどいことを言う人は・・・

予定変更なのです

一番下から行くのです

「ばす〜べす〜ぼぁ〜」

ぼわぁ

わぁ・・・成功したのです〜〜

ルーン変えたらすぐだったのです

とりあえず皆さんが入るまで待つことにするのです

6人も先に入れば中のモンスターさんのターゲットはわかばにはこないはずです

たとえ黒デーモンさんでも6人殺している間になら逃げられると思うのです

生活の知恵なのです♪

皆さんが入り終わって一呼吸して

それでは、わかばも入ることにするのです♪

 

ダンジョンの中では皆さんガーゴイルさんと戦っていました

黒デーモンさんに潰されてはいなかったのですよかったよかったなのです・・・あぅ

おじいちゃんを探してみると

皆さんの戦いの真ん中でなにやら考え事しているのです・・・

あ・・・あぶないですよ〜〜

おじいちゃんの横にいるのって燃えるガーゴイルさんですよ〜

ターゲット変わって叩かれてはいたいですし

近くにいるだけでも暑いのです〜〜

「むむむ・・・そうじゃ!、おもいついたぞい!」

なにを思いついたのです?

おじいちゃんは発明家さんだったのです?

「ハーピーはハッピー!どうじゃ?」

・・・

・・・・・・

「「「あわたたたたっ!」」」

みなさん、固まっている間にガーゴイルさんたちから

いっぱい叩かれてたようなのです

慌てて武器を握りなおしているのです

「じじーっ!こんな時になにいってんだっ!!」

アーバインおじちゃん、お年寄りに向かってそれはひどいのです

いくら剣おとしそうになっても人のせいにしてはいけないのです

と、そのとき

ぽんっ

「あ、はーぴーさんです」

左右をガーゴイルさんに囲まれていたキースさんの後ろにハーピーさんが出てきたのです

ヒスロスではいない気がするのですが・・・

あ、前にも、もう一羽でたのです

「なんじゃこりゃーーっ」

キースさん混乱してるです混乱してるです

でも、石のハーピーさんでなくてよかったのです

とりあえずガーゴイルさんとハーピーさんを倒したあと

「なんだこれは・・・」

ダイスさんも呆れているようなのです

でもおじいちゃんは楽しそうなのです

「次はガーゴイルで考えてみるぞい」

だじゃれをかんがえるのですね?

わかばも考えてみるのです〜〜

「わたしもかんがえるだわよう」

妖精のめりーさんも一緒に考えてくれるのです

『さんにんよればもんじゅのちえ』なのです

「ふむむ・・・」

おもいついたです

「ガーゴゴイルが5いる〜です」

「ふむ!なかなかよいの!」

あ・・・そおいえば

「ガーゴイルがゴイル!」

さっきおじいちゃんが言った後・・・

ぽんっ

やっぱりでたのです〜〜〜

ちゃんと5人出ているのです〜〜〜

「「「うおおおおっ!」」」

実は皆さん、わかばたちが考えている間も目の前で結構死闘を演じていたりします

とりあえず、わかばは魔法でめりーさんは技能で姿をけすのです

ガーゴイルさんたちは全部皆さんのほうへ向かっていくのです

「「「おおおおっ!?」」」

がんばです〜〜おうえんするです〜〜

おうえんだけならするのです〜〜

「ふぁいとです〜〜」

「がんばです〜〜〜」

そこでおじいちゃん

「応援は・・・

 ・・・もうえん?」

「さ・・・さむい・・・」

みこさん燃えるガーゴイルさん叩きながら凍えているです

「ふぎゃーーー!!」

・・・あ、アーバインおじちゃんが壊れたのです

「ぷぎぎぎぎぃーーー!」

「殺す!絶対殺す!!」

さすが芸人さんなのです

ライバルとして認めたのでしょうか?

とりあえずここはトラメルですので

おじいちゃんは涼しい顔なのです

「このくそじじーーー!」

「ふぉっふぉっふぉ、どうじゃ?さいこうじゃろ?」

おじいちゃんとアーバインおじちゃんも仲良くなれてよかったのです

「あ・・・閣下だ」

その時、上のほうで茶色いデーモンさんが見えたのです

誰からとも無くいやな予感がしてくるのです

「あくま・・・あくま・・・」

おじいちゃん考えに没頭しているのです

わかばも真っ先に思いついたのですが・・・

「あ、くま〜です」

「あクマ」

同時だったのです

わかばのセンスは同じレベルのようなのです・・・

ちょっとショックです・・・

でも・・・そんなこと考えるよりも隠れる呪文を詠唱なのです

ぽんっ

あ・・・

「くまさんだわよう」

茶色いクマさんだったのです・・・

ひとまず安心なのです「「なんでくまじゃー!」」

と肩透かしをされた戦士さんたちは、また固まっているようですけど・・・

そんなこんなで時間は過ぎていったのです

途中黒デーモンさんの目の前で駄洒落を考えたり

(こわくて動けないのです、動くとしんじゃうのです)

ガーゴイルさんに通路埋められちゃったりもしたのですが

皆さん無事で生きてかえれたのです

そのなかでおじいちゃんがいうには

おじいちゃんは駄じゃれのチャンピョンさんで

一方的にライバル視されているおじいちゃんがいるようなのです

そのおじいちゃんに負けないためにも

駄じゃれのネタ集めにきたというわけなのです

「どっちも死んでやがれっ!」

頭から血を流しながらアーバインおじちゃんが叫んでいるです

二人ともずいぶん仲良くなったのです

「さて、ネタもずいぶん集まったことじゃし」

 わしは先に戻っておるの」

おじいちゃんは先に帰っていったのです

満足してもらえたなら何よりなのです

 

後に残った皆さんは

「「「「・・・・・・」」」」

あぅ?どうしたのです?

なんだか、ものすご〜く疲れた顔しているのです

「つかれた・・・」

あ、やっぱり疲れたみたいなのです

みこさん、なんかやつれたみたいなのです

戦いすぎです?

「とりあえず・・・かえろうか・・・」

ぐったりした様子でダイスさんがゲートを出したのです

出た先はいつもの銀行前なのです

「「「ふぅ・・・」」」

皆さんやっと開放されてやっと落ち着いたみたいなのです

「なんかものすごく疲れた・・・」

とりあえず今日はゆっくり休むとよいです〜

きっと、昨日の結婚式の疲れとかも出たのです

わかばも今日はゆっくり休むのです〜

 

こうして、今日もにぎやかな一日が終わったのです

おじいちゃんは、果たしてチャンピョンを守り抜くことができるのでしょうか?

また遊びにきてくれるとうれしいのです

「もう関わりたくないわい!」

あぅ・・・キースさんひどいです・・・

 

            〜〜おしまい〜〜

 

 

番外

わかば「アーバインおじちゃん、なにか、だじゃれいってみてくださいです」

あーばいん「うむ」

あーばいん「おすたが」

あーばいん「すいっちを」

あーばいん「おすた」

わかば「やっぱおなじれべるなのです」

あーばいん「ガーーン!」

あーばいん「しんできます・・・」

                 

・・・めでたしめでたし